家計管理

ソフトバンク光・Air値上げ、11月末の解約は得か

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SoftBank 光とSoftBank Airの月額基本料金が、2026年12月から一律330円(税込)上がります。年にすると3,960円です。値上げを理由に解約する人は、11月30日までに手続きすれば回線とオプションの解除料が免除されます。

ただし「解除料0円」と「解約しても損しない」は別の話です。 Airターミナルを分割で買った人は月月割が止まり、端末の残りだけを払い続けます。光は工事費の残りが一括で請求されます。2年・5年の自動更新プランの人は、値上げが来るのが契約の更新月の翌月からです。

読者の疑問をQ&Aの形で順に答えます。料金と手続きはソフトバンクの公式案内で確認した内容です(最終確認日:2026-10-17)。

Q1 いつから・いくら上がるのか

答えは「月330円、上がる月はプランで違う」です。公式の料金改定ページに載っている改定前後の月額は次のとおりです。

SoftBank 光・ファミリー(戸建て)

  • 2年自動更新プラン:5,720円 → 6,050円
  • 5年自動更新プラン(TVセット):5,170円 → 5,500円
  • 自動更新なしプラン:6,930円 → 7,260円

SoftBank 光・マンション

  • 2年自動更新プラン:4,180円 → 4,510円
  • 自動更新なしプラン:5,390円 → 5,720円

SoftBank Air

  • 2年自動更新プラン(旧):4,615円 → 4,945円
  • 2年自動更新プラン:5,368円 → 5,698円
  • 契約期間なしプラン:6,578円 → 6,908円
  • Air 4G/5G共通プラン:5,368円 → 5,698円

上がる月は2つに分かれます。自動更新なしプラン・契約期間なしプラン・Air 4G/5G共通プランは、2026年12月の利用分(2027年1月の請求分)からです。2年・5年の自動更新プランは「契約期間が満了する月の翌月の利用分」からで、人によって時期が違います。

SoftBank 光・10ギガは改定の対象外です。また光は12月から「SoftBank 光+」に名前が変わります。名前が変わるだけで、手続きは要りません。

Q2 解除料が免除されるのはどんな解約か

免除されるのは「料金改定を理由にした解約」で、2026年11月30日(月)までに手続きしたものだけです。受付は8月3日から始まっています。

免除の中身は、通常かかる回線とオプションサービスの解除料です。SoftBank Airでは、キャンペーンの違約金も免除の対象と案内されています。光の案内にはキャンペーン違約金の記載がありません。

対象外になるのは次の3つです。

  • 料金改定以外の理由での解約
  • 強制解約
  • サービスの変更

手続きの窓口はAirと光で違います。

  • SoftBank Air:My SoftBankから手続きできます。電話は0800-888-2756(無料・10〜19時)
  • SoftBank 光:電話の0800-888-2755(無料・10〜19時)

電話の前に、契約者名・生年月日・登録した連絡先の電話番号を手元に用意します。

Q3 2年プランの人も急いで解約すべきか

答えは「急ぐ必要はない人が多い」です。2年・5年の自動更新プランは、値上げが始まるのが契約満了月の翌月からだからです。

光の公式案内では、契約満了月の当月・翌月・翌々月に解約すれば解除料はかかりません。それ以外の月の解除料は月額料金相当額です。つまり2年プランの人は、更新月まで旧料金のまま使い、更新月の前後で解約しても解除料はかかりません。

例として、SoftBank 光ファミリーの2年自動更新プラン(月5,720円)で、契約満了月が2027年6月の人を考えます(架空の例です)。

  • 11月に解約する場合:解除料(月5,720円相当)は免除される。値上げ後の料金は1円も払わない
  • 2027年6月まで使う場合:値上げは7月の利用分から。6〜8月に解約すれば解除料はかからない

この人にとって、11月30日の期限は「解除料なしで早く出られる最後の機会」です。値上げを避けるための期限ではありません。乗り換え先がもう決まっていて、早く移りたい人だけが期限を気にすれば足ります。

自分の更新月はMy SoftBankで確認できます。

Q4 Airの人が解約するときに残るお金は

Airターミナルを分割で買った人は、解約しても端末の残りを払い続けます。 解除料の免除は回線とオプションが対象で、端末代は含まれません。

公式の料金ページによると、2026年7月15日以降の申し込みでは、Airターミナル6は95,040円です。48回払いなら月1,980円になります。契約中は月月割(2026年7月15日以降の申し込みで月1,980円)が基本料金から引かれ、端末代の分割を打ち消す形です。この月月割は、Airを解約すると終わります。

例として、48回払いで12回払い終えた時点で解約する場合を計算します(架空の例です)。

  • 残りの支払い:36回 × 1,980円 = 71,280円
  • 解約後は、使わない端末の代金を月1,980円ずつ払う形になる

値上げの330円を払い続けた場合、36か月で11,880円です。この例では、解約で値上げを避けても、端末の残り71,280円のほうが重くなります。差額の59,400円を36か月で割ると月1,650円です。新しい回線の料金がAirの値上げ後の料金より月1,650円以上安くならない限り、この例では乗り換えた分だけ支払いが増えます。

端末の価格や月月割の額は、申し込んだ時期で違います。自分の残りの金額はMy SoftBankで確かめてください。

Q5 光の人が解約するときに残るお金は

SoftBank 光で工事費を分割で払っている人は、解約時に工事費の残りが一括で請求されます。公式の解約手続きページに「工事費の残金は一括清算」と書かれています。解除料の免除の案内に、工事費の残りを免除する記載は見当たりません。

もう1つ見落としやすいのが、スマホのセット割です。「おうち割 光セット」などのセット割は、光を解約すると同時になくなります。ソフトバンクやワイモバイルのスマホを家族で使っている人は、スマホ代の上がり方も含めて比べる必要があります。

解除料や工事費の残りは、My SoftBankの解約手続きの画面で金額を確認できます。ただし表示されるのは「当月に解約が完了した場合の金額」です。解約日は、連絡した日の6営業日後から90日以内で指定できます。解約する月がずれると、金額も変わります。

Q6 解約しない場合に330円を減らす方法は

SoftBankは「PayPayカード割(B)」という割引を用意しています。2026年4月10日のプレスリリースによると、月額基本料をPayPayカードで払うと税抜300円(税込330円)、PayPayカード ゴールドなら税抜500円(税込550円)が割り引かれます。通常のPayPayカードの割引額は、今回の値上げ額と同じです。

ただし対象は限られています。

  • 対象は「SoftBank 光+」と、SoftBank Airの「Air 4G/5G共通プラン」だけ
  • 2年・5年の自動更新プランの人は、2026年12月以降に契約が自動更新されたあとから適用
  • Airのほかのプラン(2年自動更新プラン・契約期間なしプランなど)は対象外

ゴールドを選ぶかどうかは、年会費で決まります。PayPayカード ゴールドの年会費は11,000円(税込)です。光やAirの割引だけで比べると、通常カードとの差は月220円、年2,640円にとどまります。光回線の割引だけを目的にゴールドへ切り替えると、年会費のほうが高くつきます。

すでに持っているカードを支払い先に変えるだけなら、手間は1回で済みます。 新しくカードを作る場合は、ほかの支払いもそのカードに寄せるかどうかで判断が変わります。

Q7 1年でいくら負担が増えるのか

答えは「何もしなければ年3,960円」です。330円 × 12か月で計算できます。

例として、SoftBank 光マンションの自動更新なしプラン(月5,390円)を使っている人を考えます(架空の例です)。

  • 2026年11月まで:月5,390円、年64,680円
  • 2026年12月から:月5,720円、年68,640円
  • 増える額:年3,960円

年3,960円に対して、端末の残りや工事費の残り、セット割の消滅は数万円単位になることがあります。小さい値上げに大きい出費で対抗しないことが、今回の判断の軸です。

Q8 11月中に動いたほうがいい人

11月30日までに手続きする価値があるのは、次の条件がそろう人です。

  • 自動更新プランで、更新月がまだ先にある
  • 乗り換え先が決まっていて、早く移りたい
  • 端末や工事費の残りがない、または残りを払っても乗り換え先のほうが安い
  • スマホのセット割がない、または乗り換え先でも同じくらいの割引がある

反対に、次の人は急がなくてかまいません。

  • 2年・5年プランで、更新月を待てば解除料なしで解約できる
  • Airターミナルの残りが大きく、解約すると月月割だけが消える
  • 自動更新なしプラン・契約期間なしプランで、解除料がかからない(金額はMy SoftBankで確認)

端末や工事費の残りがある人は、値上げの330円より解約後に残る支払いのほうが大きくなりやすい計算です。 判断の順番は「残りの支払いを調べる → 乗り換え先の月額と比べる → 期限内に動くか決める」です。

10月のうちにやること

11月の終わりは解約の電話が混む時期と重なります。月末に慌てないよう、10月のうちに次の3つを確かめておきます。

  1. My SoftBankで契約しているプラン名と、契約満了月を確認する
  2. 同じ画面で、端末代・工事費の残りと解除料の金額を見る
  3. 家族のスマホにセット割がついているかを請求書で確認する

この3つがわかれば、11月中に動くか、更新月まで待つかを自分で決められます。光回線やAirは、毎月引き落とされる固定費の中でも見直しの回数が少ない項目です。固定費全体の見直し方は、下の記事にまとめています。

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参考情報

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品やサービスの勧誘ではありません。料金や手続きは変わることがあるため、契約前・解約前に必ず公式サイトでご確認ください。