クリックポスト240円、定形外より安いのは101gから
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フリマやネットオークションで売れた品を自分で送るとき、送り方の分かれ目は重さ100gです。
100g以内なら定形外郵便の180円、101g以上ならクリックポストの240円が安くなります。 2026年10月1日からクリックポストは185円から240円に上がりました。一方で重さの上限は1kgから2kgに広がっています。1kgを超える薄い荷物も240円で送れるため、レターパックライトの430円より190円安く済みます。
以下は、荷物を手に取ってから送り方を決めるまでの順番です。料金はすべて日本郵便の公式資料(2026年10月1日現在・税込)の数字です。
10月から変わったクリックポストの3点
クリックポストの改定は、料金と大きさ、出し方の3点です。日本郵便が2026年7月3日に出した発表資料をもとに、変わった部分だけを表にしました。
| 項目 | 9月まで | 10月1日から |
|---|---|---|
| 運賃 | 185円 | 240円 |
| 大きさの上限 | 長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm | 3辺合計60cm・長辺34cm、かつポストに入るもの |
| 重さの上限 | 1kg | 2kg |
| 出し方 | ポストへの投函・郵便局の窓口 | ポストへの投函だけ |
窓口では受け付けてもらえなくなった点が、いちばん見落としやすい変更です。 ポストの差し入れ口に入らない荷物は、クリックポストでは送れません。厚みのある荷物は、梱包した後に近所のポストで入るか試してからラベルを買います。
同じ日に、ゆうパケットも厚さ別の3段階(250円・310円・360円)がなくなり、一律360円になりました。クリックポストの条件に収まる荷物なら、ゆうパケットより120円安い計算です。
手順1 梱包した状態で重さを量る
最初にやるのは、梱包材ごと重さを量ることです。定形外郵便は重さで料金が変わり、クリックポストは2kgまで同じ料金だからです。
定形外郵便の「規格内」は、長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以内で1kgまでの荷物です。規格内の料金と、クリックポストとの差は次のとおりです(2026-10-17に日本郵便の早見表で確認)。
| 重さ(梱包込み) | 定形外・規格内 | クリックポスト | 安いほう |
|---|---|---|---|
| 50g以内 | 140円 | 240円 | 定形外が100円安い |
| 100g以内 | 180円 | 240円 | 定形外が60円安い |
| 150g以内 | 270円 | 240円 | クリックポストが30円安い |
| 250g以内 | 320円 | 240円 | クリックポストが80円安い |
| 500g以内 | 510円 | 240円 | クリックポストが270円安い |
| 1kg以内 | 750円 | 240円 | クリックポストが510円安い |
分かれ目は100gと101gの間にあります。キッチンスケールの数字が100gを少し超えたら、迷わずクリックポストに切り替えます。
文庫本とトレカで比べた例
具体的な品で当てはめると、次のようになります。重さは梱包後の目安として置いた仮の数字です。
- トレーディングカード数枚をスリーブと厚紙で挟んで60g:定形外の100g以内で180円
- 文庫本1冊を封筒に入れて220g:クリックポストで240円(定形外なら320円)
- 単行本2冊をまとめて700g:クリックポストで240円(定形外なら750円)
送料の差は、そのまま利益の差です。 700gの荷物を月に10個送る人なら、定形外との差は月5,100円になります。
手順2 1kgを超えたら厚さとポストを確かめる
1kgを超えて2kgまでの荷物は、定形外の規格内では送れません。規格外になると2kg以内で1,350円です。この重さで比べる相手は、レターパックとクリックポストになります。
| 送り方 | 料金 | 重さの上限 | 届け方 |
|---|---|---|---|
| クリックポスト | 240円 | 2kg | 郵便受け |
| レターパックライト | 430円 | 4kg(厚さ3cm以内) | 郵便受け |
| レターパックプラス | 600円 | 4kg | 手渡し・受領印あり |
| 定形外・規格外 | 1,350円 | 2kg以内の料金 | 郵便受け |
ポストに入るなら、1.5kgの荷物でもクリックポストの240円が最安です。 レターパックライトとの差は190円あります。
ただし、クリックポストの出し方はポストへの投函だけです。差し入れ口に入らない厚さなら、レターパックプラスか、ゆうパックを選びます。ゆうパックは東京から都内に送る60サイズでも、窓口に持ち込む割引を引いて720円です。
手順3 追跡が要るかを決める
100g以内の荷物で定形外を選ぶと、配達状況を追う番号がつきません。買い手に追跡番号を伝える約束をしている場合は、ここで判断が変わります。
追跡番号を付ける方法は2つあります。
- 定形外に「特定記録」を付ける:180円+210円で390円
- クリックポストで送る:240円
追跡が要るなら、100g以内でもクリックポストのほうが150円安くなります。 定形外の安さが生きるのは、追跡なしで買い手と合意できている取引だけです。
定形外もクリックポストも、紛失や破損の補償はつきません。高い品を送るときは、補償のある送り方を出品の時点で決めておきます。
手順4 ラベルを作ってポストに入れる
クリックポストは、ネットで運賃を払ってラベルを印刷する仕組みです。使えるアカウントは2種類あります(2026-10-17にクリックポスト公式サイトで確認)。
- Yahoo! JAPAN IDでログイン:運賃はYahoo!ウォレットのクレジットカードで払う
- Amazonアカウントでログイン:運賃はAmazon Payで払う
10月1日から利用規約も一部改定されました。ログインすると同意の画面が出るため、初回は同意してから進みます。ポストに入らなかった場合の扱いは、公式サイトの「よくあるご質問」に10月以降の案内があります。厚みが心配な荷物は、ラベルを買う前に読んでおきます。
印刷したラベルを荷物に貼り、ポストに投函すれば発送は終わりです。
値付けの前に送料を決めておく
送料を込みで出品するなら、送り方は値段を付ける前に決めます。売れてから送り方を探すと、想定より高い送料で利益が削られるからです。
送料・手数料を差し引いた手取りは、せどり・物販の利益計算ツールで出品前に確かめられます。送料欄に240円か180円を入れて、利益が残る値段かを見てから出品します。
単価の低い本は送らずにまとめて手放す
300円で売れる文庫本でも、クリックポストなら送料は240円です。販売手数料を引くと、手元にはほとんど残りません。1冊ずつ梱包して送る手間に見合わない本は、宅配買取にまとめて出す方法もあります。
送り方を選ぶ早見表
ここまでの手順を、重さと条件で1枚にまとめます。
| 荷物の状態 | 選ぶ送り方 | 料金 |
|---|---|---|
| 100g以内・追跡なしで合意済み | 定形外・規格内 | 140円または180円 |
| 100g以内・追跡が要る | クリックポスト | 240円 |
| 101g〜2kg・ポストに入る | クリックポスト | 240円 |
| 2kg以内・ポストに入らない・厚さ3cm以内 | レターパックライト(窓口) | 430円 |
| 厚さ3cm超・ポストに入らない | レターパックプラス | 600円 |
メルカリの「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」のようなアプリ独自の配送は、料金の決まり方が別です。この表は、自分で送り方を選んで発送する場合に使います。
あわせて読みたい
参考情報
- 日本郵便 プレスリリース「ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などの改定」(2026年7月3日)
- 日本郵便「国内郵便料金等早見表・ゆうパック運賃等早見表(2026年10月1日現在)」
- クリックポスト公式サイト(日本郵便)
最終確認日:2026-10-17。料金や条件は変わることがあるため、発送の前に日本郵便の公式ページで確かめてください。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。