副業

メルカリ売上金の180日期限、過ぎても消えない人

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メルカリの売上金には180日の振込申請期限があります。それでも、期限が来た瞬間に全額が消えるわけではありません。振込先の口座を登録してあれば、手数料200円を引いた額が自動で振り込まれます。

本当に消えるのは、振込先口座が未登録のときと、売上金が200円以下のときの2つです。アプリで「かんたん本人確認」を済ませた人は、表示が「残高」に変わり、期限そのものがありません。

期限の話は「消える」「消えない」の二択で語られがちです。ここでは、ありがちな誤解を3つ取り上げ、メルカリ公式ヘルプの記載で1つずつ確かめます。

誤解1 180日を過ぎたら全部消える

180日を過ぎた売上金の行き先は、振込先口座を登録しているかどうかで分かれます。公式ヘルプ「自動振込とは」によると、期限までに使われなかった売上金は、登録済みの銀行口座へ自動で振り込まれます。

自動振込の決まりは次のとおりです(メルカリ公式ヘルプ、2026-10-22確認)。

  • 振込額は、売上金の全額から手数料200円を引いた額
  • 自動振込は最大2回で、そのたびに200円かかる
  • 振込先口座が未登録なら、自動振込はされず失効
  • 売上金が200円以下でも、自動振込はされず失効
  • 失効した売上金は、あとから使えない

3,000円を放置した場合

例として、売上金3,000円を期限まで放置した人を考えます。口座を登録していれば、1回の自動振込で2,800円が口座に入ります。手数料の200円は、通常の振込申請と同じ額です。口座さえ登録してあれば、放置しても損は200円で止まります。

同じ3,000円でも、口座が未登録だと全額が失効します。不用品を1回だけ売って、アプリを開かなくなった人ほど、このパターンに当てはまります。

180円だけ残っている場合

売上金が180円なら、口座を登録していても失効します。振込手数料の200円に届かないためです。公式ヘルプ「振込申請とは」でも、残りが手数料以下だと振込申請はできないとされています。

180円は通常の振込では引き出せないため、ポイントに換えるのが確実な使い道です。売上金からのポイント購入は手数料がかからず、1ポイント単位で買えます。

振込に失敗したときの延長は1回だけ

口座番号の誤りなどで振込申請に失敗した場合、その売上金の期限は1度だけ、最大5日延びます。延長は2回目がありません。延びた5日のうちに、正しい口座で申請し直すか、ポイントを買う必要があります。

誤解2 ポイントに換えれば期限は安心

売上金をポイントに換えると、180日の期限は気にしなくてよくなります。ただし、代わりに別の期限が始まります。売上金で買ったポイントの有効期限は、購入日から365日です。

公式ヘルプ「メルカリポイントについて」には、ほかにも3つの制限が書かれています。

  • 一度買ったポイントは、売上金に戻せない
  • メルペイのクレジット(あと払い)の清算には使えない
  • 使えるのはメルカリでの買い物と、メルペイ加盟店での支払い

換えてよい人、換えないほうがよい人

ポイント化が合うのは、1年以内にメルカリかメルペイ加盟店で使う予定がある人です。日用品をメルカリで買う人や、コンビニでメルペイを使う人なら、使い切れます。

反対に、現金として手元に戻したい人は、ポイントに換えないほうが得です。ポイントは現金に戻せないため、365日のうちに使い切れなければ、そのまま失効します。売上金が数千円以上あるなら、200円を払って振り込むほうが確実です。

ポイントが買えない人もいる

本人確認を済ませた人は、ポイントを買う画面そのものがありません。対象は「アプリでかんたん本人確認」か「お支払い用銀行口座の登録」を終えた人です。公式ヘルプによると、こうした人は残高を支払いに直接使います。残高には期限がないため、ポイントに換える必要もありません。

誤解3 口座を登録すれば期限はなくなる

振込先口座を登録しても、180日の期限はなくなりません。口座登録は、期限が来たときの自動振込の受け皿になるだけです。期限をなくすのは「アプリでかんたん本人確認」のほうです。

公式ヘルプ「メルペイ残高とは」によると、本人確認が終わると表示が「売上金」から「残高」に変わります。残高には有効期限がありません。旧仕様で「お支払い用銀行口座」だけを登録した人も、同じく「残高」表示です。

2つの登録の違い

名前が似ているため、2つの登録は混同されやすいです。

  • 振込先口座の登録:売上金を引き出す先の口座。期限は残り、期限切れのときに自動振込される
  • アプリでかんたん本人確認:本人であることの確認。表示が「残高」になり、期限がなくなる

自分がどちらなのかは、アプリの「おさいふ」の表示で見分けられます。「売上金」と出ていれば期限があり、「残高」と出ていれば期限はありません。

本人確認の前に知っておくこと

本人確認はスマートフォンの専用アプリからだけ申し込めます。パソコン、タブレット、メルカリのWebサイトからは申し込めません。

公式ヘルプによると、完了まで基本は数時間で、数日かかることもあります。申し込んだあとは取り消しができません。事業者アカウントは対象外です。

期限が数日後に迫っているなら、本人確認の完了を待たずに振込かポイント購入を先に済ませるのが安全です。

年末に現金化するなら12月29日の朝まで

振込申請から入金までの日数は、午前9時より前に申請したかどうかで変わります。公式ヘルプ「振込スケジュール」では、12月31日から1月3日は営業日に含まれません。

公式の表と年末年始の扱いから、ゆうちょ銀行以外の口座で計算すると次のようになります(2026年の暦で計算)。

  • 12月28日(月)9時以降の申請:12月30日(水)に振込
  • 12月29日(火)9時前の申請:12月30日(水)に振込
  • 12月29日(火)9時以降の申請:2027年1月4日(月)に振込

年内に現金を受け取りたい人は、12月29日の朝9時までに申請を終えておく計算です。ゆうちょ銀行は、どの曜日も1営業日ずつ遅くなります。年内に受け取りたいなら、12月28日の朝までの申請が目安です。

1日に引き出せる額にも上限がある

本人確認をしていない人は、1営業日に引き出せる額が手数料込みで5万円までです。手数料がかかる場合、実際に振り込めるのは49,800円になります。本人確認済みなら、上限は手数料込み100万円です。

まとめて売った売上金を年末に一気に引き出す予定の人は、この上限も日程に入れておきます。

申請できない口座と手数料0円の口座

公式ヘルプ「振込申請とは」では、次の口座は振込先に指定できません。

  • ゆうちょ銀行の貯蓄口座
  • アルファベット名義の口座
  • 本人以外の名義の口座
  • バーチャル口座(親口座を指定する)

反対に、メルカリバンクに登録した「みんなの銀行」の口座へは、手数料が無料で、原則すぐに反映されます。少額をこまめに引き出す人ほど、200円の差が積み上がります。

今日やること

期限で損をしないための手順は、アプリを開いて3か所を見るだけです。

  1. 「おさいふ」の表示が「売上金」か「残高」かを見る。「残高」なら期限はない
  2. 「売上金」なら、おさいふ>設定・振込申請>振込申請から「振込申請期限の確認」で日付を見る
  3. 振込先口座が登録済みかを見る。未登録なら、まず登録して失効だけは避ける

残りが200円以下なら、ポイントに換えて次の買い物で使います。数千円以上残っているなら、200円を払って振り込むか、本人確認で期限をなくすかを選びます。

売上金から送料や手数料を引いて、手元にいくら残るかを先に知りたい人は、せどり・物販の利益計算ツールで試算できます。

仕入れた品を売る副業として続けている人は、売上金の受け取り方とは別に、確定申告が要るかどうかも下の記事で確かめられます。

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参考情報

いずれもメルカリ公式ヘルプセンター。2026-10-22に本文を確認しました。

期限・手数料・振込日は2026-10-22時点の公式ヘルプの記載に基づきます。仕様は変わることがあるため、申請前にアプリの表示で確かめてください。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。