投資・NISA

新NISAで金投資!物価高に強い資産形成のコツ


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「金(ゴールド)って投資するもの?」と思っていた30代の方へ

「ゴールドって、資産家がするものでしょ?」

そう思っているとしたら、少しもったいない話かもしれません。

2020年、金の国内価格は1グラム約6,000円でした。それが2026年1月には最高値29,815円を記録しました。約5年間で、5倍近い上昇です。

しかも今は、新NISAを使えば、金投資で得た利益を非課税にすることができます

株式投資と組み合わせることで、物価高やマーケットの乱高下に強いポートフォリオが作れます。この記事では、金投資の仕組みと、NISAでの始め方を3ステップで解説します。


なぜ今、金(ゴールド)が注目されているのか

物価高と地政学リスクが追い風になっている

金は昔から「有事の金」と呼ばれてきました。世界で何かリスクが高まるたびに、金への資金流入が増える傾向があります。

2022年以降、世界的なインフレの加速・主要国間の地政学的対立・各国中央銀行による金備蓄の積み増しが続き、金価格はほぼ一貫した上昇トレンドをたどってきました。

2026年1月29日には国内の田中貴金属の金小売価格が1グラム29,815円という過去最高値を更新。2020年比で約5倍という水準です。

2026年3月には大きく調整する場面もありましたが、それでも歴史的な高値圏にあることに変わりはありません。

株と「逆の動き」をするのが金のすごいところ

金の最大のメリットは、株式市場が下がるときに上がりやすいことです。

株価が暴落した局面でも、金価格は底堅く推移するケースが多い。つまり、株だけのポートフォリオに金を少し加えるだけで、大きな下落リスクを緩和できます。

これは「株との相関係数が低い」と言われる関係で、資産分散の教科書的な組み合わせです。特に長期投資を考える30代には、老後まで持ち続けられる「守りの柱」として機能します。


NISAで金投資をするときの大事なルール

金はNISAの「成長投資枠」でしか買えない

NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」の2つがあります。

金を投資信託やETFで購入する場合、積立投資枠では買えません。成長投資枠のみが対象です。

積立投資枠は、金融庁が厳選した長期積立向けの投資信託しか買えないため、金関連商品は現時点で対象外とされています。

成長投資枠の年間上限は240万円、NISAの生涯非課税限度額(1,800万円)のうち最大1,200万円まで使えます。

月2万円ほど積み立てるなら、1年間でもかなりの金額を非課税で運用できます。


NISAで金を買う3つの方法

方法1:金投資信託(初心者に最もおすすめ)

証券会社で買える「金価格に連動する投資信託」を購入する方法です。

主なメリット

  • 少額(100円〜)から始められる
  • 自動で定期積立できる
  • 管理が簡単

注意点は、信託報酬(毎年かかる手数料)が年0.2〜1%程度かかること。商品を選ぶときは、必ず信託報酬の低いものを選びましょう。

方法2:国内ETF(コスト重視の方向け)

証券取引所に上場している「金ETF」を株のように売買する方法です。

主なメリット

  • 経費率が年0.2〜0.5%と投資信託より低コスト
  • リアルタイムで価格確認・売買ができる

ただし、定額の自動積立には対応していない証券会社が多く、「毎月1万円コツコツ」という使い方には向きません。すでにまとまった資金がある方に向いています。

方法3:純金積立(NISA対象外だが現物を持てる)

田中貴金属や三菱マテリアルなどが提供する純金積立は、毎月定額で金の現物を積み立てる方法です。

ただし、純金積立はNISAの対象外です。利益には所得税がかかります。「いつか現物の金を手に取りたい」という方向けの選択肢です。


今から始めるときに気をつけたいこと

「高値だから今さら遅い」は間違いだが、全額一括は避けよう

「すでに5倍になっているのに今から買って大丈夫?」と感じるのは自然な心理です。

確かに、最高値付近で全額一括購入するのはリスクがあります。2026年3月には価格が大きく調整する局面もありました。

しかし、毎月少額をコツコツ積み立てる方法(ドルコスト平均法)なら、高値掴みのリスクを分散できます。月1万円でもいいので、まず始めてみる。金はそういう使い方に向いている投資です。

新NISA積立シミュレーターで、積立額と期間ごとの効果を試算してみてください。

金だけに集中するのは危険

金は「守りの資産」です。高配当株や指数連動型投資信託などと組み合わせて、ポートフォリオの10〜20%程度に抑えるのが一般的な考え方です。

金だけに偏ると、長期的なリターンが株式よりも低くなる可能性があります。あくまでも「リスクを和らげる役割」として活用しましょう。


今日からできる3つのアクション

  1. 証券口座を開く:NISAで金投資信託を購入できるネット証券(松井証券・SBI証券・楽天証券など)に口座を開設する
  2. 投資信託を検索する:「金 投資信託」などで検索し、信託報酬0.5%以下のものを候補にする
  3. 月1,000円から積立設定をする:小さくはじめて、慣れたら金額を増やす

いきなり大きく動く必要はありません。まず「金投資信託を1本持つ」ことを目標にしましょう。


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まとめ:物価高時代の資産防衛に「金」という選択肢を

金価格は2020年以来5倍近くに上昇し、今も高水準で推移しています。インフレが長引く時代、株式だけに頼らない分散投資の一環として、金は魅力的な選択肢です。

新NISAの成長投資枠を使えば、金投資信託やETFの利益を非課税で受け取れます。毎月少額から積み立てられるので、まとまった資金がなくても始められます。

「株が下がっても、金が守ってくれる」そんなポートフォリオを少しずつ育てていきましょう。


参考情報

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。